センター試験まで残り3ヵ月ちょっと、二次試験までは約5ヵ月となりました。
こんにちは、たけまる(@takemaru_SW)です。
いよいよ受験勉強も大詰めですね。
数学はほとんどの大学で必須科目で、しかも暗記で伸ばすにも限界がある…。
そんなわけで勉強方法に悩む方って多いですよね。僕もその一人でした。
ですが、高校時代にかなり数学の成績を伸ばせたので、その経験に基づく数学の勉強方法についてまとめました。また、数学の勉強に役立つオススメの参考書も紹介します。
受験にほとんど近道はない(=とにかく勉強するしかない)と思ってますが、
少しでも数学克服の助けになればと思います。
目次
数学を伸ばす=理屈を理解し、良問をたくさん解く
理屈を理解し、良問と言われる問題をたくさん解くこと。
数学を伸ばしたいなら、これに尽きると思ってます。これは僕が高校時代に数学の先生から言われてきたことで、同時に強く実感したことでもあります。
自分で言うのもなんですが、この方法を続けただけで、高校時代の数学の成績はかなり良かったです。予備校や塾には通っていませんでしたが、数学だけは模試でいい成績を取っていました。偏差値は70ちょっとでした。
自慢みたいになってしまいましたが、要するに勉強のやり方次第で数学は伸ばせるんです。
数学の理屈を理解するとは?
理屈を理解するとは、数式が何を意味しているかを理解するということ。
ちょっとわかりにくいかもしれないですね。
例えば、積分。
この式の答えを計算することは簡単だと思います。
では、この式の意味はわかりますか?
この数式は、三次関数の曲線、 x=1、x=3、そしてx軸に囲まれた部分の面積を求める式です。
このことが分かっていれば、明らかなミスも減りますし、なにより様々な応用問題に対応できるようになります。
ですので、僕は理屈を理解することを強く推奨しています。
数学に苦手意識がある方や成績が伸び悩んでいる方は、解法を覚えていくより、まずは理屈を理解していくことを心掛けた方が、解ける問題も増えてくると思います。
理屈の理解に役立つ!オススメの参考書
理屈の理解が捗るオススメの参考書はずばり「チャート式シリーズ」です。
ターゲットとしては、センター利用の方と高校1、2年生。
センター試験のみの方は、これらを網羅できれば大体は解けちゃうと思います。理系の場合は、遅くとも3年生の前半には網羅しておきたいですね。
いずれにしても、基礎を固めるにはもってこいの1冊です。
受験数学の良問とは何か?
良問の定義については、生徒の成長につながる、学問的な価値がある、など色々な考え方があるかと思いますが、ここでは、「数学の理解につながる問題」を良問とします。
例えば、公式を覚えれば解けるような問題はナンセンス。公式の導き方が理解できて初めて解けるような問題の方が、理解が深まるので良問と言えます。
ただし、良問と言われる問題は難解なものも少なくありません。ですので、まずは紹介した参考書などで理屈を理解し、それから良問に取り組むことのがオススメです。
良問がたくさん!オススメの参考書
ここで、良問がたくさん詰まっているオススメの参考書を紹介します。
まずは「大学への数学」です。数学Ⅰ、A、Ⅱ、Bが1冊ずつあり、Ⅲについては、微積分編と曲線・複素数編があるため、好きな範囲を集中的に対策することができます。全部揃えると1万円近い金額になってしまいますが、それだけの価値は十分にあると思います。
この「大学への数学」は付属の解説書が非常に解りやすく、どこで、なぜ間違えたのかをしっかり把握することができるので、復習しやすいところがイイところです。
中堅大学や難関大学を受験する方に是非オススメしたい参考書の一つです。
雑誌も刊行されているようなので、数学の理解を深めていきたいって方はそちらもどうぞ。
問題集を解くときのポイント:復習しやすいノートづくりを心掛ける
問題集を解くときにはポイントがあります。
それは、後から見返して解き方がわかるようにすることです。
間違った解答は消さずに必ず残しておきましょう。正しい解答を丸写しするよりも、どこを、なぜ間違ったのかが分かるようにしておくことが大切です。
ちなみに、問題集を解いていく際には、問題集をスキャン印刷し、切り取ってノートに貼り付けてから解くこと、そして問題1つに対し、ノートは1ページ以上使うことをオススメします。
これは高校時代の先生に教わった方法で、たくさん印刷すれば繰り返し解くことができますし、問題を書き写す必要もありません。
問題を解いたノートはあなたの資産です。復習するときに見直しやすいように、ノートはケチらない方がいいです。
難関大を目指す人にオススメなのは「Z会」
難関大を目指す方には、参考書だけでなく、Z会の通信サービスを併用するのがオススメ。
難関大学の受験対策なら Z会の通信教育
僕も高校2年生のときに入会してから、数学と英語を受験前まで利用していました。
月に1問だけなので、ガツガツ解いていきたい方には向いていませんが、思考力を問われる良問ばかりですし、現役東大生などから添削もらえるので、とても勉強になりました。
価格も月々約4,000円/1教科と塾や予備校に比べて非常に安価です。
また、僕のときはありませんでしたが、現在は映像授業の講座があったり、
首都圏では教室での授業もしているみたいなので、幅広いニーズに応えてくれると思います。
おまけ:昔もスタディサプリがあれば…
色々調べてて知りましたが、現在はスタディサプリというLIVE授業のサービスがあるんですね。
動画での授業ということで、自分のペースでできるってところがすごくいいですよね。昔からあったら僕も使ってたと思います。
価格は秋期講習受け放題セットが約40,000円と少々お高い感じがしますが、
9月から11月まですべての講座を受け放題なので、もしかしたらZ会よりいいかもしれません。
今なら14日間無料体験できるとのことなので、お試しで使ってみたらいいと思います。ネットでの評判も高いみたいなので、試す価値はあるかと思います。もし合わなければ解約すればいいだけの話ですしね。
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まとめ:色々駆使して数学力を高めてください
まとめますと、数学の勉強で大切なのは2つ。
- 理屈を理解すること
- 良問をたくさん解くこと
これを心掛けていれば、自然に点数は伸びていくと思います。
最後に、「数学の発想力」は経験を通して養われるものです。それだけに、成績を上げるのは簡単ではありませんが、解れば解るほど楽しくなってくる教科です。
数学は「数楽」です。受験勉強は気持ちが折れそうになることもあると思いますが、数学を楽しみながら、気持ちを楽にして受験勉強に取り組んでいただきたいと思います。
大学受験の戦略的な勉強方法については、こちらにまとめています。
合格するための大学受験戦略|センター試験で失敗しても逆転できる!
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