少し前からTリーグが始まり、卓球人気の加熱っぷりがすごいですね!
全国各地で卓球フィーバーじゃないですか!?
10年前では考えられなかった時代。いつの間にか世界線が変わっちゃったかなってレベル。
僕は卓球大好き人間なんで、こんな世界になることを夢見て、学生時代に同級生たちに卓球の楽しさを説いてましたよ!!そりゃあもうTリーグの松下理事長よりすごい熱量で!!!
そんなことはさておき、卓球って映像で見るとめちゃくちゃ簡単そうに見えるんですよね。
だから、卓球未経験者が卓球観たら、誰かしらが「凡ミスが多くてつまらん」「なんでミスするのかわからん」「卓球めっちゃ簡単そう」「俺の方がうまい」とか言い出すんですよ!
コレ、経験者からするとめっちゃ心外。大変遺憾。
テレビで放送されるレベルの卓球って、本当に世界最高峰の試合だし、どんなに頑張っても一般人では到達しえない雲の上の領域。神々の遊び。
しかしまあ、簡単そうに見えてしまうのも事実。
ただ、よーく考えてみてほしい。
ミスをしたのは世界最高峰の選手。そしてその相手も世界レベル。凡ミスに見えるようなミスでも何か理由あるはずなんですよ。
そういうところが見えてきたら、卓球観戦もっと楽しくなりますよって話。
僕としては卓球観戦をより楽しんでもらって、卓球好きがもっと増えてほしいと思ってるんで、卓球観戦する上で知っててほしいポイントを勝手に紹介しちゃいます!
少しでも卓球に興味ある方ぜひ読んでみてください!
ポイント1:卓球は読みのスポーツ
卓球はよく「50m走をしながらチェスをするようなスポーツ」と例えられるんですが、コレ、めちゃくちゃいい例え。
卓球って「速いボールに反応しつつ、先を読み、戦略的に攻めないといけない」んですが、それをよく表現してます。
テレビで見てると、「球遅いじゃん!なんで動くことすらできないの!」とかあると思います。
これはわかる。確かに思っちゃう。俺なら返せるとか思っちゃう。
でも実際は無理。絶対無理。
体感速度ヤバいです(語彙力)
実速度は大したことないです、多分。
スマッシュで140 km/hとからしいんで、普通のラリーではせいぜい60km/hとか?その程度だと思います。
でも相手との距離が近い。コート挟んでだいたい5 m。
野球で考えると、距離が約1/3なので、体感速度は3倍。
バッターボックスで180 km/hのストレート打つ感じ。
ね!早いでしょ!?
そんなわけで読みが大事なんです!読みこそすべて。
相手の動きを見て、ボールの飛んでくる場所とか、次に打つ場所とか考えます。
だからこそ、読みを外せる選手は強い。
逆モーションていう相手の読みを外す技術があるんですけど、コレが上手い選手は強い選手が多い!
サッカー元日本代表の遠藤選手のコロコロPKって言ったらイメージしやすいかな?
「ほら、右に打つよ~!右に打つよ!右に打つからね!」
「残念、左でした~!!」
みたいな!
だから知っといてください、逆モーション。
球遅いのに全く動けてなかったら、逆突かれたんだなー、相手が上手だったんだなーと思ってください!
たまに解説でも言ってるので、聞いたら、逆モーション!知ってる!!ってなってください!
ポイント2:ボールの回転がヤバい
卓球のボールってめちゃくちゃ回転がかかるんですよ。
回転がかかってるボールを普通に返そうとすると、意図しない方向に飛んでいっちゃいます。
ざっくりいうと、こんな感じ。
下回転:落ちるからネットにかかっちゃう
横回転:どっか飛んでいっちゃう
だから、回転も考慮してレシーブしてあげないといけない。それが難しい!
経験者のボール受けたことある人ならわかるはず。回転のあるボールってめちゃくちゃ返しづらいんですよ!だから、普通にレシーブミスとかしちゃう。
これはプロも同じ。だって、試合の相手もプロだからね!回転かけるのめちゃくちゃ上手いわけですよ。
プロの選手たちは回転をかけるのはもちろん上手で、回転がかかったボールの扱いも当然上手い。
じゃあなんでミスをしちゃうかというと、彼らはあのめちゃくちゃ速いラリーの中で、回転やスピードに緩急をつけてるから。
野球も同じですが、速い球が来ると思って構えてたら、ゆるーい球が来た時に打ち損ねますよね、そんな感じ。卓球の場合は、回転量とスピードで読みを外します。
で、サーブもまたすごい。
サーブとか映像で一番分かりにくいんですけど、うまい人のサーブはマジでレシーブできない。どんな回転のサーブなのか分かんないんですよね。
日本人選手でいえば、水谷選手や吉村選手はサーブうまいらしい。水谷選手は有名ですね。
水谷選手とかはYouTubeにサービスを集めた動画とかあるからぜひ見てみてほしい。貼っときますね!
あとね、チャンスボールと思われがちなのがロビング!
これ実はめちゃくちゃ取りにくい。高いからスマッシュ打つだけじゃん!って
高すぎるんだよ!!
しかも回転もかかってるからバウンドしてから変化するし、めっちゃ打ちにくい。
「意図せず高くなったチャンスボール」と、「意図的に高くしてるロビング」を同列で考えちゃいけない。ギルティ。
ロビングと言えば、デンマークのメイス。最近はすっかり見なくなったけど、あのロビングは天才的です!
メイスといえば、ってぐらい有名な試合があるので貼っときます。見てね!
ポイント3:心理戦(駆け引き)がヤバい
さっきも書きましたけど、卓球は相手との距離が5 mぐらい。
常に相手の表情が見えます。サーブのときとか手が震えてるのまで分かります(笑)
どのスポーツでも心理的要因て大きいと思いますけど、やっぱり表に出ちゃう分、他のスポーツに比べると心理的な要素が占める割合は大きいと思います。
で、上述のとおり卓球は読みのスポーツなんで、戦術を組み立てる上で、駆け引きとか心理戦の要素が加わってくるわけですよ!
簡単な例を挙げると、サービスのとき。
相手が消極的だなーと思ったら、強気なサーブ(ロングサーブとか)を出したりします。
これは、相手がレシーブから積極的に攻めてこない、むしろ守備的なレシーブをするだろうとの「読み」でこういった策を取ります。
こういった作戦は失敗することもあります。
それは「強気のサーブ出すぞ~」という気持ちが溢れてるから(笑)
距離が近いからこそ、相手が何をしてくるか、雰囲気でわかる事があります。
そのときは全くの逆効果で、レシーブからボコボコやられます!悲しい。
とまあこんな感じで、駆け引きはとても大事です!
選手同士の駆け引きが見える試合は観ていて楽しいです!
まとめ:とりあえず3つだけ覚えといて!
本当はもっと深いところも語りたいところですが、長くなりすぎちゃうので、それはまた別なお話で。
全体的に冗長なんで、またそれぞれ記事にまとめたいと思います!
とりあえずこの3つを押さえとけば、なんとなく卓球観戦を楽しめると思います!
ポイント2:ボールの回転がヤバい
ポイント3:心理戦(駆け引き)がヤバい
一人でも多くの方が卓球観戦を楽しんでもらえると嬉しいです!
おまけ:Tリーグが1ヵ月間無料で観れます!
実はいま、Tリーグが無料で観れます!
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それでは~!